「一年に一度、まだ、見ぬ土地を訪れなさい。」※1
もう、何年も前、そんなチェーンメールが、送られてきました。
チェーンメールだけど、「言ってることは悪くないな」と、思ったのがきっかけで、チャンスがあれば絶景は、見にいくようにしています。
※1 ダライラマ法王の言葉という噂
今回はハワイ州マウイ島のハレアカラ山の日の出を見に、朝4時にキヘイのコテージを出発しました。
レンタカーでの運転は、左ハンドル、右車線に正直、慣れていません。焦るとウインカーのつもりが、ワイパーが動きます。
そんな不慣れなドライブですが、早朝の出発だったので、走っている車も少ないのが救いです。
市街地から、田舎道になり、街灯なども殆どなく、対向車も来なくなったころ、1台の赤いRV車が後ろにピタっとついてきます。煽るでもなく、抜くそぶりがあるわけでもなく、ほんとにピタッと、後ろに張り付いてくるわけです。
僕は慣れない道で隣に妻も乗ってるし、スピードを出すつもりもなかったので、早く抜いてくれないかな、と、心の中では思っていました。
そして、そんな思いで数キロ走った後、いい加減くたびれたので、ハザードランプを出して、路肩に寄り、徐行をして道を譲ったんですね。すると、その赤いRV車も、僕の車の後ろを等間隔で徐行をしてくるわけです。
いつまでたっても、抜いていく気配がない。なんだか、気持ち悪いというか、少し、怖くなって
「なんか、嫌なものにロックオンされたな。。。」という思いでした。あたりはまだ、真っ暗です。
でも、僕は、何も不快な思いはさせてないはずなので、思い切って、車を停めてみたんですね。
すると、その赤いRV車が僕たちの車にピタッと横付けして、助手席側の窓がスーっと降りてきました。
何か言われたら、言い返してやろうと思い、窓を開けて、迎撃姿勢でいたら
「 Are you OK? 大丈夫?」って。
急に徐行したから心配してくれたんですね。
なんなん、その優しさ、逆にビビるわっ!アロハスピリット。(笑)
そんな感じで、迎えたハレアカラ山山頂の朝日でした。
マウイ島ハレアカラ山は、ハワイ島マウナケアとは違い、高山病の心配もなく、舗装されているので2WDのレンタカーでも、気軽に行けます。
マウイ島、行く機会があれば是非いってみてください。