もう数カ月も前から、僕の経営する花屋FRAGILEの店の前を、毎日のように覗いていく、2人組がいます。
二人で相談しながら、あーだこーだ言って、少しすると帰っていきます。
あまりにも頻繁にくるので、少し耳をすまして、盗み聞くと、何やら、母の日のプレゼントに悩んでる
ランドセルを背負った10歳くらいの女の子達です。
僕が花屋になろうと思った理由の何処かに、花鉢を母親にプレゼントして喜んでもらえた記憶があります。
10歳のとき、当時住んでいた仙台で、青葉祭りの屋台で買ったカーネーション。それが、人に喜んでもらえた、一番古い記憶かもしれません。
この子どもたちを見て、純粋に誰かに喜んでもらいたいって気持ちは
「愛」だな〜。なんて、深く思いました。
最近では、ご予約のない急なご注文はお断りさせてもらう場合があります。
花を扱ってるんじゃなくて、「愛」扱ってるので、こちらも、それなりに、準備が必要だからです。
そんなことを思う、母の日ウィーク。
みなさんも「愛」ついて考えてみては、いかがでしょうか?
T.TAKANO