昨日書いたblogには、旅や航海には目的地が重要だと書いた。
しかし、その反面、この言葉も何度も聞いてきた。
「旅とは目的地に着くことではなく、そこに至るまでの過程こそ本質なのである。」
学生時代、図書館で手にした本の中でファッションデザイナーとファッション・フォトグラファーいう仕事を知った。
ヨージ・ヤマモトの特集だった。その本の1ページに、ある有名なファッション・フォトグラファーは、打ち合わせ企業の敷居をまたぐだけで数万ドル稼ぐと書いてあった。
猛烈に「かっこいい〜」と思ったのを覚えている。
今の仕事の前は、アパレル業界にいた。17歳から洋服屋でアルバイトを始め、洋服好きが過ぎて、高専を卒業とともにそのままその会社に入社した。そこで計9年ほどお世話になった。
そして15年前に起業し、フローリストを構え、いまはフラワーデザイナーを仕事としている。
で、昨日のBLOGの話に戻るが、老後はゲストハウスのオーナーになりたい。
以前、働いてくれていたスタッフ、岡ちんが出産のため、辞めていくときに「仕事は楽しいかね?」というビジネス啓発書をプレゼントしてくれた。
「ありがとう、読んでみるね」と言いつつ
仕事を楽しんでる人には、このタイトルの本は贈らないだろうなと思った。自分でも今の仕事に、なんらかの変化をつけるか、違う仕事をするタイミングかなと、感じてはいた。
きっと仕事と時間に追われて楽しい顔はしてなかったのだろうな。(涙)
しかし老後と呼ばれるまでは、20年以上先の話である。ゲストハウスは、もっと人生を旅をしてからやりたい。
今やっても、自分に円熟味がたりないし、人の厚みのような、目に見えないものが圧倒的に足りない。
だから、カメラを持って人生を旅することにした。
世界の各地で、花束を束ね写真を撮ってくる。
7月11日、バリ島、ウブドにて、HANATABAの写真館、やってきます。
もし、この日、バリ島にウブドにいらっしゃる方は是非。
お代は無料、サービスしておきます。
では、では。